「Raven - RF2」
今月号の「CLUTCH」にも掲載していただいたフロックコートの紹介になります。
18世紀には英国紳士の正装として着用されていたフロックコートを新たな解釈で現代服へと昇華させた。テーラーで誂えたような丁寧な仕立てが特徴で各所に手縫いでの縫製を施すことで、クラシカルな佇まいをさらに強調してくれる。さらには表地と裏地にあえて縮率の違う生地を採用することで、洗いがかかることで独特な歪みを持たせていることも確信犯。丁寧に仕立てたフロックコートを敢えてラフな仕上げにしたバランス感覚が絶妙な1着(CLUTCH10月号より)
・Original Fabric / Sewing
今期のフロックコートにはオリジナルで制作したリネン/コットンのキャンバス地を使用しています。糸の限界まで強く打ち込んだ生地で非常にハリとコシがあります。
襟付け、袖裏の縫製は全て手縫いで行われます。手間はかかりますがカーブする箇所なのでミシンで縫うよりも綺麗な曲線となります。