「MIL-SPEC」
「ミルスペック」アメリカ国防省が軍用品に纏わる製品に対し、様々な基準を設けています。
兵士に支給される衣類に関しても、フライトジャケットを始めブーツや下着に至るまでもこの基準をクリアし「ミルスペック」の印が付けらたものだけが支給されています。しかし、大戦当時原料不足や供給不足から「民間品」と呼ばれる、軍が定めた機関を通さずに生産されたフライトジャケットも存在しました。この「民間品」と呼ばれるフライトジャケットは「ミルスペック」を無視した粗悪なものも多く存在したが、その基準同等のクオリティーでありながら純粋な「ミルスペック」の仕様とは異なるディテールをしたものもありました。
素材、資材、縫製等は「B-15」の仕様を踏襲しながらもサイズバランスとシルエットはアレンジし、カラーもオリーブドラブに加え、ブラックとブラウンも製作しています。襟には毛足の長いシープムートン、裏地はアルパカ混のライナーが袖裏まで付き、リブの素材もウール100%となっています。
Intermediate Flying Jacket - Windbreaker